西会津高校 建設産業に係る説明会
１月２８日（火）の５校時目に、福島県土木部建設産業室、一般社団法人福島県建設業協会、地元西会津町にある株式会社海老名建設の方々に来校いただき、「建設産業に係る説明会」を行いました。
まず、福島県土木部建設産業室の伊藤様から、「県内建設業の現状について」のお話をいただきました。
建設業といっても、いろいろな仕事があることを知りました。
建設業は、大きく分けると「土木工事」と「建築工事」の２つです。
建設業の業種は約３０業種もあります。
除雪作業も建設業だそうです。
県内の建設業も「担い手の確保、若者の入職」が課題とのこと。
働き方改革も進んでいます。
生徒たちは、真剣に説明を聞いています。
西会津ケーブルテレビも取材にきました。いつも、西会津高校のことを取り上げていただき、ありがとうございます。
次に、一般社団法人福島県建設業協会の齋藤様より、「建設業とは？」ということで、以下の内容についてのお話がありました。
建設業の仕事が、人々の暮らしを支える上で、重要な役割を果たしていることがわかります。
事務系の方と技術系の方がチームになって頑張っています。
県内建設業も、若者を育てる取り組みが充実しているのを知りました。
建設業界も「変革」です。
ドローン、ＩＣＴの活用等、新たな能力も必要となります。
最後に、株式会社海老名建設の横川様、江川様から、「若手技術者からの仕事内容」についての説明がありました。なお、横川様、江川様は、福島県のホームページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01240a/ebina.html にも掲載されていましたので、ご紹介いたします。
横川様の話です。
現場監督の仕事内容です。
上記の道路の復旧工事において、道路の盛土が発泡スチロールで行ったことにびっくりしました。
アドバイスもいただきました。
高校生活における「学びのヒント」をいただいたように感じました。
江川様の話です。
東日本大震災の経験が大きかったようです。
就職後３年目までは、先輩方から仕事の基礎をぎっちりと教え込まれたようです。
４年目から現場を任せられるようになりました。
手がけた現場です。
勤務日の１日です。
休みの日の１日です。
家族との余暇を楽しんでいると言っていました。
西高生へのメッセージです。
質疑応答の時間がありました。
（質問）一番大変だったことは何ですか。
（回答）いろいろな知識、言葉等を覚えることが大変だった。
（質問）ＩＣＴ技術や今後の課題について聞かせてほしい。
（回答）ドローンを飛ばしたり、図面もデータ化するなど、ＩＣＴ機器の
活用は今後ますます進むと思う。インフラ整備、老朽化対応への
課題があり、建設業はなくならない仕事である。
（質問）ＩＣＴ技術や今後の課題について聞かせてほしい。
（回答）ドローンを飛ばしたり、図面もデータ化するなど、ＩＣＴ機器の
活用は今後ますます進むと思う。インフラ整備、老朽化対応への
課題があり、建設業はなくならない仕事である。
（質問）一番やりがいを感じたことは何ですか。
（回答）金山町で３～４年も掛けて、新しく道路を広げる工事を行った。
町民の方と話をしながら、災害に耐えられる道路を作り終えたと
きにやりがいを感じることができました。
（質問）働き方、ワークライフバランスについて教えてください。
（回答）わからないところからのスタートだが、先輩方を見習ってキャリ
アを積んで一人前になることができる。会社の雰囲気もよく、趣
味を楽しめることができる。社会人としてのビジネスマナーか
ら、専門的な研修や資格取得の勉強会を会社、そして協会も担っ
ているので、高校卒業まで建設業関係のことを学んでなくても大
丈夫、是非、建設産業に興味を持っていただき、就職していただ
きたい。
最後に、２年生と生徒から御礼の言葉がありました。
生徒たちは、この説明会を通して、産業への理解と職業意識の形成と、今後の自らの進路を考えていく上での参考になったと思います。
福島県土木部建設産業室の伊藤様、一般社団法人福島県建設業協会の齋藤様、」株式会社海老名建設の横川様、江川様、ご多忙のところありがとうございました。
なお、「西会津ケーブルネット」で、建設産業に係る説明会が紹介されていますので、よろしければ御覧ください。
いつも「西会津ケーブルテレビ」の皆様には、西高をＰＲしていただき、ありがとうございます。今後とも、西会津高校の魅力を伝えていただきますよう、よろしくお願いします。