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西会津高校 総合的な探究の時間「西会津の魅力・将来に対する展望」

 7月11日(木)の午後、西会津町の魅力及び将来に対する展望について知るという目的で、生徒たちは「西会津町総務課」「西会津町こゆりこども園」「集落支援員」「西会津国際芸術村」「やまあみ鞄製作所」の方々との対話を行いました。

 「西会津町総務課財政係長」の二瓶さんとの対話、役場から見える西会津の魅力や課題などを対話をとおして知ることができました。また、二瓶さんは本校の卒業生、先輩として高校卒業後の進路、西会津町役場での仕事についてのお話も伺うことができました。

二瓶さんとの対話の様子

 「西会津町こゆりこども園副園長」の須藤さんとの対話、未来を育む仕事から見える西会津の魅力と課題について、対話を通して気づくことができました。また、こども園の仕事のやりがいを知り、子どもたちと接する上で大切なことについても学ぶことができました。

須藤さんとの対話の様子、外から見守っている担当の先生の姿

 恒例行事「歩く・学ぶ・西会津」でお世話になった西会津町の中でも高齢化率が高い奥川地区で、「西会津町企画情報課の集落支援員」の岩橋さん、「地域おこし協力隊」の井上さんを伴っての対話、高齢化率の高い地域の抱える課題や、それを支える取り組みについて知ることができました。また、対話をとおして、高齢化や過疎化の現状について学ぶこともできました。

岩橋さん、井上さんとの対話の様子

 廃校した校舎を活用して造られた「西会津国際芸術村」スタッフでクリエイティブ・ディレクターの山口さんとの対話、現在も観光に訪れる方が多く、西会津町の移住のきっかけを生み出す場所の一つであることを知りました。「アート」を活用した西会津の新しい視点についても、対話をとおして学ぶことができました。

山口さんとの対話の様子

 先日、西会津町の野沢にカバン屋をオープンした「やまあみ鞄製作所」の片岡さん、出身は神奈川県で地域おこし協力隊の制度を活用し、西会津町に移住した方です。なぜ人口が減少していく西会津を選んだのか、移住者から見た西会津の魅力や課題について、片岡さんの話、その後の参加している生徒と交えての対話をとおしてひも解くことができました。
 なお、オープンしたお店は、「福島テレビ サタふく 6月22日 見逃し配信② 浜ちゃんぽ 西会津町」で紹介されています。

片岡さんからの話の様子

 生徒たちは、様々な生き方をしている「西会津町の方々との交流」をとおして、様々なことを感じることができたようです。

 どのグループも輪になり、顔を見せ合いながら、相手の話を聞き、その話を自分事と受け止め、相手を思いやりながらの対話、生徒たちは有意義な時間を過ごすことができました。これも西会津高校の魅力の一つです。