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西会津高校 恒例行事「歩く・学ぶ・西会津」

歩くことを通して心身を鍛えること、西会津町の歴史と文化を学ぶこと、集団行動を通して規範意識と帰属意識を高めることを目的とする西会津高校の恒例行事「歩く・学ぶ・西会津」が5月2日(木)に行われました。

奥川みらい交流館(旧奥川小学校)での開会式

今年は、西会津町奥川地区にある100年以上も前の大正時代に建設された水力発電所「奥川第一発電所、奥川第二発電所」の見学、奥川地区の歴史等についての講話と散策を行いました。

晴天の中、ダムの取水口へ
取水口、飯豊山を水源地とした奥川の水がきれいでした
奥川第一発電所入口付近
奥川第一発電所、工事中でした
奥川第二発電所前の変電所付近で東北電力の方が出迎えてくれていました
変電所、昔は目の前の集落に住みながら24時間体制で監視をしていました
奥川第二発電所
西高生のために、発電所内を見学させていただきました
発電所内です
下に降りてきました
奥川みらい交流館で昼食をとりました

昼食後、発電所への案内をしていただいた「西会津町集落支援員の岩橋さん」から、奥川中町の屋号(一家の特徴を基にその家に付けられた称号)のこと、奥川地区が若者に注目を浴び、交流人口、関係人口が増えていることなど、奥川地区の魅力について講話をいただきました。昔、西会津町の人口は1万9千人、そのうち奥川地区の人口は4千人もいたことも知ることができました。講話の後、奥川中町周辺を散策しました。

西会津町集落支援員の岩橋さん
屋号
東京都内の美大生が描いたアート
閉会式、西高生はみんないい顔をしていました

天気にも恵まれ、思い出に残る「歩く・学ぶ・西会津」でした。
バスは西会津町所有のものをお借りしました。
西会津町にはいつも支援をいただき、ありがとうございます。
なお、奥川の近代化へのシンボルである「奥川第一発電所、奥川第二発電所」については、「広報にしあいづNo747 令和3年1月号」に詳細が掲載されています。
https://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/uploaded/attachment/7733.pdf