西会津高校 校内巡視での気づき
私(校長)の在校日の日課の一つに校内巡視があります。
生徒の日々の様子、校内施設の安全を確かめるためもありますが、そもそも生徒に教えることの好きな私は、校長室に一日いることもできず、よく学校内を歩いています。
歩いていると、校内の掲示物に目が行きますので、少し紹介したいと思います。
家庭科実習室前を通ると、生徒が作成した展示物や掲示物があります。
授業だけでなく、生徒の学習の成果を見ることができます。
生徒昇降口近くの掲示板を見ると、生徒会の「目安箱」が置いてあり、毎月発行されている「保健だより」と「西高「食育」げんき通信」が掲示されていました。
いろいろな手法で、生徒たちに「学び」を与えていると感じました。
さらに巡視すると、養護教諭と家庭科教諭が「保健だより」と「西高「食育」げんき通信」を一つにし、新たな通信を発行するための名称を生徒から応募している掲示板を見かけました。
その名称を決めるための投票も掲示板を使って行っていました。
たくさんの応募の中から、「もりもりの森」が選ばれました。
後日、教室を覗くと、発行された「もりもりの森」の創刊号が机上に置かれていました。
校内巡視によって、生徒の主体的な活動、先生方の働き方改革につながる合理的な発想を見ることができました。