西会津高校 地域連携外部講師活用事業(英語)
9月12日(木)の4校時、「令和6年度公益財団法人福島県学術教育振興財団助成対象事業」に係る『地域及び県立学校の魅力化と「社会に開かれた教育課程」の開発(2年目)』の「地域連携外部講師活用」として、地元西会津町の栄川酒造合資会社代表の石川純一さんを学校に招き、「グローバル社会を生き抜くため、外国や異文化に興味を持ち、多様性を受け入れる考え方を身につけさせる」ことを目的に、全校生徒を対象に講話をしていただきました。
なお、石川さんは、本校の学校運営協議会の委員をつとめていただいており、地元の西高のことを大切にしていただいている方です。
まず、アジア大陸の地図を与え、生徒たちに「日本、インド、インドネシア、タイ、ミャンマー、ラオス」の国がどこにあるか問いました。
インド、インドネシア、タイ、ミャンマー、ラオスは、どこにあるか、なかなか難しかったようです。
答え合わせをしました。
3つ当たった生徒が数名いました。
その後、石川さんは、世界各国を歩き回った経験から、英語と日本語を織り交ぜながら、生徒たちの視野を広げられるように、訪問したインド、インドネシア、タイ、ミャンマー、ラオスのアジアの国々に焦点を当て、訪れた国々の写真を投影しながら語っていただきました。
インドの紹介
西会津町ケーブルテレビも取材に来ていました。
インドネシアの紹介
タイの紹介
ミャンマーの紹介
ラオスの紹介
その後、各学年の生徒から、石川さんに質問がありました
今まで訪れた国で、一番遠い国はどこですか。
ハンガリーで、当時はアンカレッジ経由だったため15時間もかかったとのこと。
今まで訪れた国で、一番楽しかった国はどこですか。
インドネシアだそうです。
今まで訪れた国で、一番美味しかった食べ物はなんですか。
タイで食べたトムヤムクン、ただ酸っぱいそうです。
この講話の冒頭、石川さんは、1807年創業の栄川酒造合資会社の第15代目の代表、地元西会津の良質な米と地下水を使い、量よりも質にこだわってお酒を造っていることを英語でスピーチをしました。
この後、英語を話す時は間違えてもいいので恥ずかしがらないこと、簡単な英単語でもいいので、流ちょうさを意識してがむしゃらに話すと英会話の知識が身につくこと、継続して練習すること等の話がありました。
最後に、青春時代を楽しむこと、いろいろな国の人と会話をし国際交流をすること、国際化になれること、継続は力なり、頑張れば夢は実現すること等、またレクチャーしに来ると英語で生徒に話をするなど、外国や異文化に興味を持ち、多様性を受け入れる考え方を身につけることの大切さを伝えながら、生徒たちを励ましてくれました。
講話が終わった後、「校長先生は外国に行ったことがありますか。」と訪ねてくる生徒が数名いました。
生徒たちも石川さんの話を聞いて、何か感じるものがあったようです。
石川さん、どうもありがとうございました。