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西会津高校 学校設定科目「地域探究」 出ヶ原(いづがはら)和紙 体験学習

 11月6日(水)、13日(水)、20日(水)の3日間、3年生の選択科目である学校設定科目「地域探究」において、出ヶ原(いづがはら)和紙 の体験学習を行います。
 西会津町にある出ヶ原集落を中心に作られた出ヶ原和紙は、会津藩の公文書用紙に使われていたほどの和紙であり、地域の伝統工芸でもあります。
 本校の卒業証書は、この出ヶ原和紙を使っています。しかも、3年生はこの時期、自分で和紙を作成します。今年度は11月20日(水)に「紙漉き体験」を行い、和紙を作成する予定です。
 11月6日(水)の「地域探究」の体験学習の様子を紹介します。
 この日は、出ヶ原和紙工房に出向きました。

出ヶ原(いづがはら)和紙工房
玄関前には、楮(こうぞ)を蒸し、黒い表皮を剥き、
乾燥させた白皮が水に浸してありました

 講師の滝澤徹也さんです。
 お世話になります。

授業開始の挨拶です
和紙のスクリーンです 
裏から撮影しました 投影が透けていました
オリジナルの和紙についての教材
生徒たちは真剣に見ています

 和紙ができるまでの様子です。

 出ヶ原和紙の魅力です。

出ヶ原和紙について話をしている滝澤さん
映像に夢中になっている様子です

 生徒たちは、滝澤さんから、なぜ出ヶ原和紙について学びたいのかと聞かれました。

生徒たちは、自分の考えを伝え、しっかりと回答していました
出ヶ原和紙について、丁寧な説明をしていただきました
玄関前にあった白皮をソーダ灰の入ったお湯に入れ煮るところ

 この後、和紙の原料である「楮(こうぞ)[姫楮(ひめこうぞ)]の刈り取り」をしに行きました。

 本日は「楮の刈り取り」までで終了となりました。
 来週は蒸した楮の黒い表皮を剥き、白皮の状態にする「すべ取り」を行う予定です。
 どのように卒業証書ができあがるか、楽しみです。(校長)

 「出ヶ原(いづがはら)和紙」については、下記のWebページで紹介されています。